即日でファクタリングをするのであれば、審査でNGになってしまう理由を確認することが大切です。審査でNGになってしまう理由には、エビデンスが不十分である点と個人相手の債権である点の2種類があります。審査NGになる最も多い理由は、証拠書類であるエビデンスが欠損している場合です。エビデンスとは売買する売掛債権を証明するための資料なので、これが欠損していると審査が通らなくなってしまいます。
具体的には請求書や契約書、通帳などの過去の入金履歴が該当し、これらの資料が不十分だと即日でファクタリングすることが難しくなってしまいます。不十分なエビデンスとは、過去の取引の裏付けをするために入金履歴の提示を求められたのに、通帳などを紛失してしまって開示を拒んでしまう場合などです。過去の入金履歴や両者押印済みの契約書などがあれば審査がスムーズに進むのですが、それらの確認書類の提出を拒まれると審査がNGになってしまう可能性が高いです。しかし請求書や取引先の入金履歴がなかったとしても、審査に通ることがあります。
請求書や取引先との入金履歴がない場合に審査を通すポイントは、それ以外の書類を提出することです。工事関係の会社であれば、元請けと交わした工事契約書や工事実態を裏付ける計画書、現場の写真などを提出するようにしましょう。これらの具体的な書類を提出することによって、信憑性をアピールすることができ、即日でファクタリング契約を結ぶことも可能です。