決済代行は、クレジットカードやコンビニ決済をECサイトに導入するときの申し込みから審査、そして導入した後の決済管理を一任できるサービスを提供する業者もしくはその仕組みの名称です。決済代行を使えばその会社が持っているノウハウで厳しい審査も通過できる可能性を高めてくれますし、申し込みは意外と手間暇掛かる作業なので、決済代行を使えば楽にできるメリットもあります。申し込みや審査、そして導入した後の決済管理を一任できるサービスになりますが、どのような仕組みになっているのか、これは利用する前にしっておかなければならないことです。決済代行の仕組みには、国際カードブランドや加盟店契約会社のアクワイアラ、カード発行会社のイシュア、そして代行を行っているプロセッサといったそれぞれの役割を理解しておきましょう。
国際カードブランドは、国際的に利用できると認められている決済ネットワークで、7ブランドが該当します。加盟店契約会社のアクワイアラは、加盟店の開拓や審査・管理などを担う国際カードブランドと加盟店を取り次ぐ役割を持つ会社、イシュアはカード発行会社でエンドユーザーとカードブランドを取り次いで、クレジットカードの発行を行っている機関です。プロセッサは、加盟店審査や契約の手続き、売り上げの入金管理など、加盟店契約会社(アクワイアラ)・カード発行会社(イシュア)・加盟店・・消費者(エンドユーザー)の間に入り、決済に関する全ての手続きや運用を代行する役割を持ちます。